@その前に引越しを |
物件の引渡しは、残代金の受領と同時に行なわれます。したがって、引渡しまでに
引越しを済ませておかなければなりません。引越しが終わったら、電気・ガス・水道
など公共料金の精算を行ないます。また、マンションなどの場合、使用方法のパンフ
レット・保証書や管理規約書などもまとめておきましょう。
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Aローンが残っているときは |
売却物件に住宅ローンなどの抵当権がついている場合、残りの債務を精算して、抵
当権を抹消しておかなければなりません。抵当権の登記抹消手続きは、司法書士に
依頼します。 |
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B残代金の受領・物件引渡しの流れ |
(1)登記申請書類の確認 |
所有権移転登記の申請を行います。登記を代行する司法書士に必要書類を渡し、
登記申請を依頼します。 |
(2)残代金の受領 |
残代金を受け取って、領収書を発行します。 |
(3)固定資産税などの精算 |
引渡し日までの金額を日割り計算して精算します。 |
(4)関係書類の引渡し |
管理規約、パンフレット、付帯設備の保証書・取扱説明書などを引渡します。 |
(5)カギの引渡し |
お住まいのカギを引渡します。 |
(6)諸費用の支払い |
仲介手数料などの諸費用を支払います。 |
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C残代金の受領時に用意するもの |
- 権利証(登記済証)
- 実印
- 印鑑証明書(3ヶ月以内)
- 固定資産税納付書
- ガス、水道他精算領収書
- 管理規約、パンフレット、建築確認書など
- 仲介手数料の残額(別途消費税および地方消費税が必要です)
- 登記費用(抵当権抹消登記などがある場合のみです)
- 売却物件のカギ
※登記されている住所と印鑑証明書の住所が異なる場合には、上記以外にも書類が必要になります。
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